今年こそは冬キャンプをしたいと思う
今年は11月に入っても暖かい日が続いている。
とはいっても朝晩はこの時期らしい気温で、日中に太陽が出ると途端に暖かくなるような気候だ。 寒暖差が大きいため、身体が上手く気温に順応せず、体調を崩しやすい時期でもある。
この時期のキャンプは防寒することが何より大切だ。
キャンプ場は山の中や、丘陵地にあることが多く、朝晩は相当冷える。この季節だと確実に氷点下まで気温は下がるし、寒さ対策無しでは死ぬ。
昼間は良いのだ。焚き火であったまることができるし、ご飯に鍋でもしたら最高だ。
鍋といえば、今度キャンプで火鍋をしてみたいと思う。とあるYouTuberがやっていて、自分もやりたいと思ったのだ。唐辛子などの辛み調味料を思う存分に投入し真っ赤かになった鍋、蓋を開ければむくむくと水蒸気と共に花椒のかほりがテント内に広がる。ぐつぐつ煮える鍋から、お玉でひとすくいしたら、熱々の具材をふーふーして口一杯に頬張る。そして若干火傷した口内に、冷たいビールを流し込んでいく…。
これ以上は駄目だ。想像しているだけで涎が出てきた。
そんなこんなで、昼間とか食事中は寒さに耐えられるのだが、いざ寝るとなると、今まで気づかなかった寒さに襲われることになる。
寒さ対策の一つとして、重ね着をおすすめする。靴下を2重にしたり、ヒートテックを2枚重ねても良い。1枚では耐えられなかった寒さを遮断することができる。
二つめとして、寝袋は氷点下まで耐えられるものを使おう。使用できる気温の範囲はパッケージに書いてあることが多い。見つけることができなければメーカーのHPを参照しよう。
使用最低気温が10℃だと、冷気が寝袋を通過して身体を一晩中冷やすことになる。気をつけよう。
そして、三つめは厚手のマットを敷くことだ。
夏場は主に地面の凹凸を和らげるために、マットを敷くことが多い。しかし、冬場は地面から冷気がやってくるため、厚手のマットでこれをシャットアウトすることが重要だ。
地面から伝わる冷気を遮断しなければ、寝袋にくるまっていたとしても、ジリジリと体温を奪われていく。 厚手のインフレーター式マットを敷けば、ある程度は遮断できるし、コットを使えば、地面に接しないので、そもそも底冷えを心配する必要がない。
このように、冬のキャンプは夏以上にしっかりした準備が必要だ。だから、冬にキャンプをする人は少ないように感じる。
とかいう私も、これまで冬のキャンプは避けてきたのだが、冬は冬なりの魅力があることに気づいた。今年は初の冬キャンプを敢行しようと思う。