キャンプの後の筋肉痛、原因は何だ?
目次
キャンプの後にやってくる謎の筋肉痛。
なぜこんなところが筋肉痛に?と謎の筋肉痛に悩まされた方も多いのでは?
キャンプではテントの設営や荷物の積み下ろし等で普段使わない筋肉を使うため、体のありとあらゆるところに筋肉痛が生じるのです。
日頃の運動不足が祟る瞬間ですね。
キャンプの後の筋肉痛にはどんなものがある?
荷物の積み下ろしによる筋肉痛
胸と腕の筋肉痛の主な原因はこれです。
荷物の上げ下げには胸と腕の筋肉を多く使います。もっとも筋肉痛になりやすい部位ではないでしょうか。
また、荷物を高いところから取り出したり、荷物を持ち上げたりすることで、さらに筋肉を使います。荷物を持ち上げる際に気をつけたいのは腰の位置。低い位置から荷物と腰を同じ高さでキープしつつ、持ち上げましょう。さもないと、ギックリ腰でキャンプ中止に追い込まれます。
キャンプ用品は重たい物が多いです。というか、基本的に重たいです。それ故に、これらを車に積む作業だけで相当な体力を消耗します。
筋トレだと思って頑張るしかありません。
テントの設営による筋肉痛
腕の筋肉痛の原因はこれです。
ロープを引っ張ったり、ペグを打ったりするのには腕の筋肉を使います。
テントの設営はフレームをはめたり、ペグを打ったりと、重労働の繰り返しです。涼しい季節ならまだしも、炎天下での設営となると、体力を激しく消耗します。
時間には余裕を持たせて、無理せずゆっくり作業しましょう。
立ったり座ったりを繰り返すことによる筋肉痛
腰付近の筋肉痛の原因はこれです。
飲み物を取るために立ちがったり、前屈みになったりすると、腰に負担がかかります。
また、タープの高さが自分の背より低いと、立ち上がった時に首が伸びきらず、曲がったままになります。これも、首に負担をかけることになるので、タープの位置はできるだけ高くし、無理な体勢にならないようにしましょう。
ヘリノックスなど、座ると腰が膝よりも下になるタイプのイスだと筋肉痛になりやすいらしいです。以下のページでそのメカニズムが紹介されていますので、ご覧になってください。
https://www.campgear.work/entry/2019/05/29/003535
この↓ような腰が沈み込まないチェアがおすすめです。
寝ている間も体に負担がかかっている
テントで寝る際のマットが硬かったり、寝返りを打てないような状況で寝ると、体を休めることができません。
私は、普段エアマットを敷いて寝ていますが、何故かお尻が筋肉痛になることがあります。寝て起きたら痛くなっているので、おそらく睡眠中に仰向けのまま寝返りをしなかったため、お尻に負担がかかったものと思われます。
筋肉痛を防ぐには?
完全に防ぐことはできないでしょう。
キャンプの後の筋肉痛は辛いですが、回数をこなす内に筋力がついて、なんともなくなるはず。あるいは、日頃から筋トレをして、筋力をつけておくことも肝心です。
筋肉痛とともにキャンプの余韻に浸るのも良いですね。