リフレクターを使って焚き火の熱を反射させよう!
目次
焚き火の問題点
焚き火で暖をとろうとして、思ったより暖かくない感じたことはありませんか?
それは、薪の燃焼で生じた上昇気流によって、暖かい空気が上方向へと行ってしまうためです。
私たちに届く熱は、燃えている薪から来る輻射熱がほとんどであり、暖かい空気が直接届く訳ではないのです。
さらに、風が吹いていると、その輻射熱も流されてしまい、焚き火をしているのに全くあったかくないという現象が起こることも。
こういったことを防ぐために、リフレクターが活躍します。
焚き火リフレクターの役割
焚き火の熱を反射する
焚き火の熱はふつう360度、周りに発散してしまいますが、リフレクターがあることで焚き火の熱が反射されます。よって、より多くの熱を受けることができるのです。
寒い季節のキャンプでは焚き火は大事な熱源ですよね。リフレクターを設置して効率的に暖をとることが重要です。
風除けになる
焚き火台の周りに、リフレクターで壁を作ることで風除けになります。
燃焼が安定し、熱が風で拡散されることもなくなりますよ。
焚き火リフレクターの種類
焚き火リフレクターはその素材によって主に2種類に分類できます。
それは、金属タイプと生地タイプです。素材の違いによるメリット、デメリットを見ていきましょう。
金属タイプ
▶メリット
- 光を反射するので、サイトが明るくなる
- 焚き火の熱を反射するので暖かい
- 燃えにくい
▶デメリット
- 重量がある
- デザイン性があまりない
リフレクターとしての機能を十分に感じたいという方にオススメなのが、金属タイプの焚き火リフレクターです。熱を反射してくれるので、冬場は大活躍すること間違いなしです。
生地タイプ
▶メリット
- 軽いので、持ち運びしやすい
- デザイン性がある
▶デメリット
- ロープやペグで固定する必要がある
- 熱や光の反射が少ない
デザイン性を重視する方は、やはり生地タイプのものがオススメですね。熱の反射はあまりありませんが、風防としての機能があるので、焚き火が安定します。
おすすめのリフレクター4選
①BUNDOK(バンドック)焚き火リフレクター
火の粉が当たっても穴が空きにくい、コットン100%でできています。リフレクターは焚き火のそばに置くのが基本なので、燃えにくい素材が使われることが多いですね。
バンドックは安くて品質の良い商品を多く開発しているアウトドアメーカーです。
もちろん、このリフレクターも高い評価を得ていますよ。
軍幕のようなかっこいい見た目に惹かれる人も多いようです。
②CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) 2way ウインドスクリーン
金属製の焚き火リフレクターです。
展開して両端のペグを地面に刺すだけで簡単に設置できるのが良いですね。
金属製のパネルが熱を反射するので、焚き火の熱を十分に受け取ることができます。また、焚き火の光を鏡のように反射するので、サイトが明るくなります。
③ユニフレーム(UNIFLAME) 薪グリル
こちらは、焚き火台とリフレクターが一体化したユニフレームの薪グリルです。
機能としては金属タイプのリフレクターと同等です。リフレクターが焚き火台に密着しているため、風防効果が高く、熱も十分に反射してくれます。
このような一体化モデルだと、デザインも統一されていて格好いいですね。
④DOD(ディーオーディー) テキーラフーボー
DODのリフレクター、テキーラフーボーです。
テキーラガードという金属製の柵に、テキーラーフーボーと呼ばれる板を付けることで、焚き火リフレクター化するものです。
テキーラフーボーを取り付ける位置を調整することができるので、風の向きや強さに合わせて柔軟に対応することができます。
また、炎に強い塗料を使っているので、焚き火との距離が近くでも大丈夫ですよ。
一見、布のように見えますが、金属製の板でできています。そのため、重量もテキーラガードとテキーラフーボーを合わせるて約8kgとキャンプギアとしては重たい部類に入るのでご注意を。