カーフェリーで行く佐渡の旅 - 第3話

北雪酒造を後にした我々は小木方面へと向かった。昼食を取り、午後の部がスタートした。

北雪酒造を出た我々は再び佐渡一周線を小木方面へと向かった。そろそろお昼を迎える。食事できるところはないかとみんなで探し始めた。

やはりここは海産物、寿司が食べたいところだ。

1日目の昼食はこちらで

とき寿司の外観

とき寿司というお寿司屋さんを見つけた。暖簾が下がっているが、人の気配がない。恐る恐る扉を開けると、中からおじいちゃんの声が。良かった、営業中のようだ。

客は我々の1組。 せっかくなので、上にぎりをいただいた。そして、ハンドルキーパーの友人H(赤いインプレッサの持ち主)には大変申し訳ないが、おビールをいただいた。

綺麗に握られた寿司。ネタが旨い。大きく食べ応えのある卵焼き。入って良かったと思ったマジで。

腹ごしらえを終えた我々は小木港の方へと向かった。

午後の部スタート

たらい舟体験

小木港ではたらい舟の乗船体験ができる。漕ぐのではなく乗るだけだ。

ゆらゆらとたらい舟に揺られながら、ゆらゆら動く海藻を眺めていた。たらい舟に乗るのは小学校の修学旅行以来である。こんなもので漁をしていたとは驚きだ。小回りのきくたらい舟が、複雑な佐渡の地形に合っているのだろう。

たらい船体験を終えた我々は小木港近くの集落「宿根木」に向かった。

駐車場に車を止めると、向かいにある洞窟が気になった。近くにいたおばちゃんが

「ここからその洞窟までつながっているから、見てきたら良いよ!」

と言うので、行ってみることにした。

相馬崎隧道

遊歩道はこの先に続いている

洞窟は相馬崎隧道という。製塩のため昭和初期に人の手で彫られた。現在は遊歩道として整備されている。

洞窟を抜けるとなにやら崩れたコンクリートみたいなのが転がっているが、これが製塩用の煙突らしい。なるほど、さっきのおばちゃんが言っていた通りだ。

ここら辺の大地は海底火山から吹き出したマグマでできている。そのため、ゴツゴツした岩場になっており靴が切れそうだった。

見ての通りゴツゴツした岩場だ

宿根木集落

溶岩大地を後にした我々は宿根木の集落がある方へと向かった。

集落が密集しており、道は迷路のようである。この集落一体は重要伝統的建造物群保存地区として指定されているそうだ。特に「三角家」は佐渡の観光名所として有名だ。

これが有名な三角家

少し小腹の空いた我々は宿根木にあるカフェ「茶房 やました」に行くことにした。
納屋をリフォームした古民家カフェだ。赤く塗られたたらい舟がテーブルとして使われている。

古民家カフェ「茶房 やました」

茶房 やました

ホッと一息つけました。

さて、あとは宿に向かうのみ!

つづく

カーフェリーで行く佐渡の旅 - 第4話
2021-03-27
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