M1 MacでCubaseは使えるのか試してみた

M1 Macの発売後、各メーカーが検証を行ってきたおかげで、徐々に対応ソフトウェアが増えて来ました。今回は代表的なDAW「Cubase」の最新版の一つ前「Cubase Pro 10.5」がM1 Macで動作するのかを検証してみました。

M1 MacでCubase Pro 10.5が動作するのか検証してみた

結論

動きます!

検証機材

  • 機種:MacBook Air
  • プロセッサ:M1(8Core)
  • メモリ:8GB
  • DAW:Cubase Pro 10.5

Cubase Pro 10.5をM1 Macにインストール

これは通常の手順と変わりませんでした。Steinbergのホームページからアカウントに飛んで、対象ソフトウェアをダウンロードし、インストールするだけです。

USBのライセンスキーを挿して、いよいよ起動です。

Cubase起動中…

緊張の瞬間ですが、結果は…

CubaseがM1 Macで起動した!

起動しました!

プロジェクトファイルを開いて音源を鳴らしてみると…

鳴りました!

全然使えます。前のMacから移行してきたプロジェクトファイルも難なく開けました。

プラグインは動作するのか

DAWが起動したところで、気になるのはサードパーティ製のプラグインが動作するかどうかですよね。

今回試したプラグインはこちらです。

  1. Sylenth1
  2. Serum

▶Sylenth1

起動は成功、そして適当なプリセットを選択し、鳴らしてみると…

Sylenth1

鳴りました!

▶Serum

こちらも起動は成功、そして適当なプリセットを選択し、鳴らしてみると…

Serum

鳴りました!

結論

M1 MacでCubase Pro 10.5は動作する!

実はSteinbergのホームページではこのCubase Pro 10.5はM1 Macに非対応(Rosetta 2、Nativeどちらも)と書かれています。一方、最新版であるCubase Pro 11は対応しているみたいですね。

今回、非対応ということは動かないのか?と思い、検証した結果をお伝えしました。ネイティブ対応はしていないため、Rosseta経由での動作となりますが、今のところ特に問題は起こっていません。

 

 

こちらもおすすめ
ハック
Macで高機能DTMソフト「Domino」を使う方法
ミックスダウンとマスタリングの違いとは
高機能バーチャルアナログ・シンセ「Sylenth1」を学割で買う方法
SoundCloud の著作権関係(Remix、Bootleg、EDIT、〇〇ver.)